2018/03/17

全世界株式インデックスファンドを月5万円積立で富裕層になれるのか

そろそろ人生の折り返し地点なので、自分は富裕層には成れませんが、若い方の場合はどうだろう。


働き出してすぐに投資をはじめていたらどうなるかを考えていたので記事にします。今日は富裕層になれるか、というお話しです。

※全て架空の計算となります。



富裕層の定義


野村総合研究所(NRI)が出している定義では、

超富裕層    :純金融資産5億円以上
富裕層     :1億円以上5億円未満
準富裕層    :5,000万円以上1億円未満
アッパーマス層 :3,000万円以上5,000万円未満

となっているので富裕層=1億円ですね。夢のある数字です。億り人とか言いますし。



投資期間


大学を出て65歳まで働くと仮定します。現在の年金状況を考えると65歳までは働く期間になりそうです。企業も65歳定年が一般的になってきています。


22歳から65歳まで無事働きあげると、43年が投資と貯蓄が出来る期間となりますね。長いのか短いのかは分かりませんが、時間を見方につけられるのは大きいです。



投資金額と投資先


将来、結婚して子供が出来たりすると貯金や投資に回せるものも減ってくるでしょうから、月5万円を継続すると仮定しておきます。


時間を長く取れるので投資先は株式です。全世界株式投信にしておけばそこまで酷い結果にはならないかと。今ならタイトルに書いているVT投信、正式名称、楽天・全世界株式インデックスファンドになります。


30年以上長期保有をした場合、全世界的に債券よりも株式の方が高いデータが出ています。もちろん、アメリカだけでなく日本や欧州諸国もです。



期待リターン


シーゲル教授によると株式リターンは超長期で見た場合、インフレ調整後で6.7%の成長をしているようです。


とはいうものの、全世界株式なので伸びている国や伸び悩む国もあるので、5%程度で考えている方が良いかと思います。日本とか30年規模で伸び悩みましたから。。ここでは5%とします。


株式投資がなぜリターンを出すのかについては別記事で触れます。



実際どうだったのか


複利計算機によると8700万円となっています。1億には届きませんが、準富裕層には成れそうです。市場の状況次第では瞬間風速1億円も十分あります。

自己資金2600万円も立派ですが、最後に利確する時に莫大な税金を支払う必要があります。なるべく非課税枠を利用していきたいです。つみたてNISAやiDeCoが使いやすいと思います。


余裕が出てきて、資金追加が可能なら1億円も十分見えてくるでしょう。こういうのを見ていると、私は無理そうですが自分の子供は割といけそうな気がしてきます。



裕福な家庭なら


ぶっちゃけた話をすると、裕福な世帯に生まれた子供であれば、ジュニアNISAに毎年最大額80万円×5年の400万円が利用可能です。4歳の時点で400万円の運用をさせればその子供が65歳には同じくらいの金額が見えてくるはずです。我が家はもちろん無理なのでそんな事していません。


両親が200万円、両家の祖父母で200万円なら現実的です。年で割れば40万円。可愛い子供と孫の為なら出せそうな金額。資本主義の恐ろしさを感じます。


もう少し子供の証券口座に多めにお金入れておくか非常に悩んでしまいます。




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