2018/03/11

【運用状況】わたしの老後用資産を公開

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日本ではあまりリアルなお金の話をしないのが美徳のようです。リア充体験はSNSにたくさん書かれてるけど、リアルお金の話は少ない。


でも、人の資産運用とか実際のところを色々知りたい。なら、まずは私の運用を晒してみる。今日は私のお金のお話しです。




持っている資産


いきなり答えから書いていきます。まぁ、低スペックゆえに資産も少ないです。価値は現在即売り払ったいわゆる捨て値です。綺麗な言葉だと現在価値。売るにもお金はかかるし、利益に税金も掛かるので実際は少し減ります。


リスク資産8,412,615円
無リスク資産8,692,567円
合計17,105,182円
※金額は2月初旬のもの。
※生活防衛費、子供用貯蓄、妻の資産、盆栽株等は上記に含みません。


円高、株安も進んでいて実際の数字は若干悪くなるかも知れません。次は3月終わりにExcelで全体確認するので、自身の振り返りとして効果がありそうならシリーズ化をします。(普段は四半期毎に計算しています。2月初旬のデータがあるのは2018年1月の調整でどれだけ影響があったのかを確認した為です。)



資産の比率


外国株式48.2%
日本株式1.0%
流動性資産50.8%



各資産の投資先


外国株式→海外ETF中心、NISA枠にて投資信託
日本株式→1306TOPIX他
流動性資産→定期預金中心、楽天銀行にて買付費用としても一部保有。


住信SBIネット銀行の定期預金は現在金利0.2%あるのでオススメ出来ます。



外国株式について


HDVとVTがメインです。一部で日本も混じっていますが計算が面倒なので外国株式扱いです。この2つで600万円くらいなのかな?


昔、どうしても欲しくて買ったKXIやIXJもあります。海外ETFなのに信託報酬0.48%と高いので徐々に処分をしていく予定です。昔は売買手数料25ドルもかかっていました。。


他にはVBやIJR、VSSという小型株ETFにも投資しています。こう見ると、ほとんどアメリカ中心ですね。かろうじてVSSのみがアメリカ以外です。


投資信託はかなり雑多です。メインはVTI投信ですが100円投資で適当なものも色々あります。が、大勢に影響はない額なのと、最終的にはVTI投信とVT投信に変換されるので良いと思っています。




私の運用法



老後用資産なので、パッシブ運用がほとんどで買ったら放置。キャッシャ比率50%前後を目安にしているので、暴落に慌てる事もなく過ごせています。というか、持ってる銘柄の価格とか把握していません。


むしろ、今後来るであろう受難の時代に買い向かう体制です。エリス先生のご信託に従い、ソックスを買うようにストックを買う為に日々精神を鍛えています。


私の尊師はシーゲル教授ですので、VTを半分持ちながら、HDVで高配当戦略という普通の人からすると意味不明なアルファベットが並んでしまいます。


ほとんどの人にはS&P500かVTに連動する投資信託をオススメしますが、自分的にはリスクと天秤にかけ高配当戦略を取っています。ちなみに今のところS&P500一本槍の方が大正解のようです。



リスク資産を補足説明


VT→バンガード・トータルワールドストックETF。全世界の大型・中型・小型株に投資をしてくれます。先進国だけでなく新興国まで含み、カバー率98%とかいうある意味投資における最終兵器です。昔は信託報酬0.25%くらいだったと思うのですが、いつの間にか半分くらいに下がっています。みんな大好きGoogleやAmazonにも勿論投資してくれています。


HDV→iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF。配当水準が比較的高位の米国株式で構成される銘柄に投資をしてくれます。これも信託報酬0.12%だったと思うのですが、今回調べたら0.08%とかいう激安信託報酬になっていました。馴染みのある銘柄だとPfizerですかね。フィリップモリスやシスコ、P&Gも組み入れ上位銘柄です。


KXI→iシェアーズ グローバル生活必需品ETF。生活必需品セクターのグローバル株式で構成される銘柄に投資してくれます。これは信託報酬据え置きなんですね。。馴染みのある銘柄はネスレでしょうか。キットカットが好きなので多少信託報酬高くても少しは持っておきたい。


IXJ→iシェアーズ グローバル・ヘルスケアETF。ヘルスケアセクターのグローバル株式で構成される銘柄に投資してくれます。これまた信託報酬は据え置き。馴染みのある銘柄はジョンソン&ジョンソンでしょうか。


ETFというもの→ETFとは、特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。


ちなみに、日本の株式は各銘柄に4桁の番号が割り振られていますが、アメリカはティッカーコードというアルファベットが割り振られています。スリーエムはMMMといった具合にオシャレです。


昔は日本で外国株式に投資するのは中々難しい状況でした。先進国株式に投資するにも、信託報酬というランニングコストが約1%とかかかったり。


リーマンショックのちょっと前くらいに、ネット証券で海外市場での取引が出来るようになってきました。とは言っても、世界標準のETFを買えるようにはなったものの、まずは証券口座でドルを買って、一回の買付手数料が25ドルも取られ、配当にはアメリカで掛かる税金が10%、そこから日本で20%の税金が取られるという修行僧のような投資法です。特定口座なんてものも無かったので、売却時に利益があると確定申告が必要になってきます。


最近は、楽天証券が上記に書いたVTの投資信託版や、アメリカの株式市場全体に投資するVTIの投資信託版を出してくれたので、これに一本化していく予定です。昨日、記事にしたeMAXIS Slim先進国株式も検討候補です。低コストで買付費用もドルの用意も配当の事も考えなくて良い時代がくるとは思いもしませんでした。。


来年からつみたてNISAで運用予定をしています。海外ETFは20年くらいかけてリスクを見ながら投資信託にしていく予定です。


長くなりましたが、取りあえずはこんな感じです。